今年の夏、ついにニンテンドーミュージアムに行くことができました。
そこで、
今回はニンテンドーミュージアムってこんなところだよっていうをどんどん書いていきます。
はっきりいって、
動物の病気や獣医療とはなんの関係もない趣味記事です。
~小学2年生の日記的なレベルの文章です~
興味のある方だけ読んでみてください。
~任天堂を好きな人にしか刺さらない記事になります~
一部、ネタばれも含むので
「行きたくてもまだ行けてない、内容は知りたくない!」
という方は読むのを控えてください。
①なかなか行けない!
当院サイトをよくご覧の方でしたらうすうす気付いていると思いますが…
私は任天堂が大好きです。
小学1~2年生くらいから今現在までずっと任天堂のハードやソフトで遊んでいます。
ファミコンから始まってswitch2まで、細かいマイナーチェンジも含めて全ハードを購入するくらい任天堂に入れ込んでいます。
~サテラビューやバーチャルボーイまでも元箱にいれて美品の状態で保存しています~
~全ハードと書きましたが、唯一64DDだけは毎月課金が最初必要だったので持っていません~
~64DDのMOTHER3を楽しみにしていたのに結局ゲームボーイアドバンスになったし、ウォール街(仮称)やキャベツ(仮称)も日の目を見ることがありませんでした~
任天堂への愛が強すぎて、任天堂のハードやソフトに関するうんちく話をしだすと止まらないくらいです。
~うんちく話はマニアックすぎて、たいてい誰も最後まで聞いてくれません~
そんなこんななので、
私がニンテンドーミュージアムに行きたいのは必然と言えます。
ただ、
ニンテンドーミュージアムは行きたいときにフラッと行って並んで入館できるような施設ではありません。
大阪関西万博のようにリロードしまくってなんとか当日登録をするみたいなこともできません。
そのチケットは事前予約制(抽選)になっています。
つまり、
日時指定(しかも3か月後)の入館チケットに申し込んで当選しないと入館できない。
~とはいえ、空きがあれば抽選なしでもチケットを買えます~
ということです。
しかも、
このチケットがなかなか当選しません。
私が行ける日曜・祝日にいたってはめっちゃ倍率が高くてとにかく当選しません。
まあ、抽選申し込みしないと当選することもないので毎月毎月ずっと申し込んできました。
~残念ながら毎月毎月落選続きでした~
そんななか、
ついに8月の入館チケットに当選しました。
しかも、日曜朝一の10時枠で。
➁目指すは京都の小倉駅
8月の入館予約日に朝から京都の小倉駅を目指しました。
(高知県からなので)まずは岡山駅まで車で行って、そこから新幹線で京都駅。
そんでもって、
京都駅で近鉄京都線に乗り換えて小倉駅で下車します。
小倉の下にはちゃんとニンテンドーミュージアム前と書いています。
そんなにデカい駅ではありません。
駅前もそんなに栄えていません。
京都は朝からただただ暑かったです。
③入館します
歩いて数分で建物が見えてきます。
全然徒歩でいけます。
逆に車で行くのはあんまりおすすめしません。
近づいたらテンションあがります。
けっこうセキュリティーがしっかりしてて、空港みたいです。
いや、
空港と言うより大阪関西万博みたいです。
時間ごとに入場できる人が限られているために、入場列でそんなに待つことはありません。
入館には身分証明書が必ず必要になります。
転売対策が徹底されています。
暑さ対策で涼しい風がでるものが天井についています。
入場の時に思ったのですが、ミュージアムのスタッフの方々のホスピタリティが半端なくすごいです。
感動的です。
みなさんニコニコしていますし子供たちへの気遣いもすごくいいです。
たぶん、今の東京ディズニーリゾート以上と言っても過言ではありません。
間違いなく任天堂をもっともっともっと好きになれる施設です。
④ついに中に入る♪
ということで、
なんやかんやで入場
入場してすぐのところのキノコとブロックだけでうわぁ~ってなる
土管の中に入って記念写真を撮れます。
この土管前にはスタッフが常駐していて写真を気軽に撮っていただけます。
写真待ちのテントもあります。
ニンテンドーミュージアムのスタッフの方々はとにかくやさしいです。
誰でも知ってるであろうゴールのポール
ミュージアム入ってからのお庭の全体像はこんな感じです。
USJと違って、なんというのかなぁ…引き算の美学的なものを感じます。
ちなみに、
全体像は、
こんな感じです
館内に模型があります。
館内に入場します。
ちなみに、
館内のミュージアム部分は基本的に撮影禁止です。
~撮影OKなところもあります。そういう所の写真は掲載します~
館内入ってすぐのところに宮本茂さんのサインが飾ってあります。
どうでもいい話ですが私は宮本さんと誕生日が同じです。
⑤グッズショップ優先
入館後、展示場所にすぐ行ってもいいのですが私はグッズが欲しかったので速攻ショップ(BONUS STAGE)に向かいました。
後から行くと売り切れがあるかもだからです。
こんなクッションや
こんなクッション
こんなのまであります
注意したいのは、ここは任天堂のミュージアムなので任天堂のグッズがメインです。
マリオとかデイジーとかピクミンとかリンクとかのグッズはそんなに置いてありません。
~なくはないです。ドンキーとかは売ってました~
そういうのはNintendo FUKUOKAなどの全国の任天堂直営オフィシャルストアやUSJで買うしかありません。
当たり前ですがswitch2ハードも売ってません。
純粋な任天堂グッズを買える唯一無二の場所です。
マニアックなものばかりです。
私はここでけっこういろいろ買ってしまいました。
最初にグッズを買ってしまうと館内にコインロッカーないし、再入場もできないのでずっと持ち歩かないといけないのですが、それはたいして苦になりませんでした。
私はデカいコントローラクッションを一日持ち歩いても余裕でした。
⑥体験展示へ
次に、
ミュージアム部分のことを書きたいのですが、それは後回しにして体験展示の紹介をします。
体験展示は、館内のみで使えるコインを使って体験できます。
コインは1人につき10コインくれます。
展示内容によって消費コイン量が違います。
体験展示でおすすめなのがザッパー&スコープSPです。
実際見ると迫力すごくてスクリーンも大きいです。
ザッパーかスーパースコープどちらか選んで画面の的を狙っていきます。
どんなものか例えると…
ライドに乗らないディズニーシーのトイマニです。
トイマニだとヒモに球がついたのをスコンスコンやり続けて疲れるのですがこれはそんなことありません。
写真じゃ楽しさがたぶん伝わりません。めっちゃ楽しいのでやってみてください。
終了すると得点順位もでます。
あるあるなんですが、画面の端の方に得点高い的があります。
スコープを選択すると狙いやすいのですが、視野が狭くなりすぎて得点が伸びない気がしました。
初心者はザッパーがいいと思います。
それと、
デカいコントローラで実際ゲームをできる展示もあります。
2人で協力してプレイします。
私はスーパーファミコンのマリオカートを選んで遊びました。
こういうのはムキになるタイプなので、息子にはBボタン以外触らせませんでした。
ロケットスタートの為にBボタン押すタイミングをしっかり指示しました。
「Bボタンだけずっと押しといて!それ以外なにも触らんでいい!!」
「変なとこでアイテム使わんとってくれ」
私は左手でRボタン、右手で十字ボタンを担当しました。
Bボタンさえいれといてくれたら完走する自信があります。
手が大きいので片手でも十字ボタンは可能でした。
あまりにガチで取り組んで、左右両手でドリフト、ハンドル操作をしてコースクリアしてたのでオーディエンスに注目されました。
~ゲーマーとしてのプライドがあるのでお遊びにはできません~
プレイ後、案の定…
息子と軽くケンカになりました…
プレイ中は自動で写真をとってくれます。その写真は後でダウンロードできます。
さらに、
ウルトラマシンSPも楽しいです。
やわらかバットでピン球みたいのを打っていくバッティングアトラクションです。
打った球が特定の何かにあたるとワンナップとかで球数が増えます。
このワンナップの当たり判定がよくわからなかったですがワンナップすると盛り上がります。
一心不乱にバットを振りました。
毎週、30年近く宝永バッティングセンターに通い続けていてよかったなあと思いました。
単純ですがとても楽しいです。
⑦バーガー食べる
そうこうしていると、
お腹がすいたのでごはんにします。
館内には「はてなバーガー」というカフェがあってそこでハンバーガーが食べられます。
再入場できないので食べたかったらそこで食べるしかありません。
カフェの中にはリンクのステンドグラスもあります。
USJの食べるとこみたいにマリオマリオしてないのがいいところです。
随所にさりげなくって感じです。
食べたのがこんなハンバーガー
ポテトもコールスローもおいしかったです。
いろいろカスタマイズできるのですがそんなことせずWASABIビーフバーガーを注文しました。
~注文は基本スマホです。お昼時はけっこう待ちます~
大阪関西万博に何度も行って調教されていたので価格はそんなに高いと感じませんでした。
感覚で0.8万博くらいの価格です。
最期にミュージアム部分の感想、見どころを書きます。
興味ない方にはなんにも面白くないので読み飛ばしてください。
⑧ミュージアムの感想
ミュージアム内は…
過去、任天度が生み出した全てのハードが展示されています。
ソフトも全て網羅されています。
もっと言うと、
昔々の玩具
例えば、
ラブテスターとかウルトラハンドなどなど
ほんとにすべてが展示されています。
それらの展示を見ていると任天堂は一貫して遊びを生み出そうとしているのだな
ということがわかります。
歴史をさかのぼることによって任天堂の哲学を感じ取れます。
switchのNintendo Laboなんてビジネス的には成功とはいえないと思います。
バーチャルボーイもそうだし、
~ニッチな商品を生み出していた横井軍平さんを思い出します。私の中でバーチャルボーイといえば横井さんです。任天堂退社後、ワンダースワンで開発されたGUNPEIは単純なのに面白かったです。ワンダースワンはGUNPEI専用機といっても過言ではありません~
Wii Uもそうかもしれません。
ゲームボーイのポケットカメラもそうかもしれません。
リングフィットはけっこう成功している感じです。
成功も失敗もあわせてチャレンジングなことをけっこうやっているのが任天堂なんですが根本にある精神はまったくぶれていません。
遊びの形…
人とつながる、体をうごかす、触れて楽しむ、触れて驚く などなど
五感を通して遊ぶにはどうしたらよいのかを必死で考えている企業です。
失敗も失敗ではないと自信をもって言える企業だと思います。
~Wii Uがなければswitchは生まれなかったと思います~
あのハードがあったからこそ、このハードが産まれたんだ
過去のすべてのハードはDNAレベルでつながってるんだ
そういうことがひしひしと伝わってくるのがニンテンドーミュージアムです。
ミュージアム内には各ハードのプロトタイプも展示されています。
このプロトタイプ展示はけっこう見どころだと私は思います。
スーパーファミコンもDSもWiiもWiiUもswitchもかなりの試行錯誤を経て生まれてきたんだなということが分かります。
産みの苦しみはどのハードも共通だと思いますが
その中でも、
Wiiは苦労したんだろうなと思いました。
その他のハードは最初からけっこう製品に近い形でデザインされていたのですが
Wii、とくにWiiリモコンをどうするかは半端なく試行錯誤してるように感じました。
たしか、
Wiiが一番多くプロトタイプを展示していたと思います。
ゲームキューブの後にDS、DS liteがヒットしてさあどうするみたいな時期に生まれたのがWiiです。
Wiiは当時の岩田社長の信念がつぎ込まれたハードです。
~任天堂の岩田さんのエピソードだけでたぶん一晩語れると思います~
写真撮れないので記憶だけで書きますが
Wiiリモコンはめっちゃデカい星みたいなのにしてみたり変な棒みたいにしてみたり…
正直、今見て「こりゃないわ」ていうのもあるのですが
すべての可能性を探ってたことがわかります。
Wiiのプロトタイプ模型の展示はミュージアムの一番の見どころだと思うので絶対に見てほしいと思います。
ちなみに、
そのプロトタイプ展示の裏にディスクシステムのディスクライターが置いてありました。
俗にいうとエモかったです。
あと、
任天堂のキャラ別にソフトが展示されていたりします。
マリオシリーズならマリオシリーズだけまとめて
ただまとめるだけでなく、
ジャンル毎にまとめられてます。
マリオシリーズの全ソフトがドンと展示されていて、さらにその中でもテニスはテニス、2Dマリオは2Dマリオって感じです。
当たり前にマリオシリーズのソフト量が一番多かったです。
くまなく鑑賞していたんですが
そこで個人的に思ったのがテニスジャンルのところにバーチャルボーイのマリオズテニスが入ってなかったことです。
後から調べると…
開発元が違うってだけでテニスジャンルに入らないらしいです。
勉強になりました。
マリオズテニスはマリオテニスシリーズに入らないというのは試験があるとしたらでそうな気がします。
書いているとキリがないのでこのへんにしますが、
ミュージアムは開館から閉館までいても全然飽きないと思います。
実際、
私は7時間程度ずっと展示物を見て読んでました。
⑨思い出写真
最後にいろんな楽しい写真を掲載します。
↑体験できる百人一首。しぐれでんSP。
↑傘置きのところもすごくいい
↑入館前に使えるコインロッカー。ゲームボーイソフトになっている。
↑マリオ好きならうわぁってなるね。好きでないとうわぁってならないね。もはや言語化できない。
↑隠れピクミンもいます。屋根の上に。
ニンテンドーミュージアムは展示や体験展示を通して任天堂とはいかなる企業なのかを感じられる場所です。
任天堂が大好きな方でしたら楽しめる施設なのでぜひ行ってみてください。
なお、
明日の紅白歌合戦で星野源さんがニンテンドーミュージアムで曲を披露するみたいです。
それも楽しみです。